平成20年度総会議事録
(1) 開会
(2) 会長挨拶
(3) 平成19年度事業報告
- 事業報告
- 名簿データ収集の円滑化のため,準会員」という在学生用の会員枠を新たに創設.
- 学位記授与および入学ガイダンスの場において,修了生と新入生の名簿データを収集.
- 総会および関連行事(同窓会員による研究集会)を開催.
- 名簿システムの運用中止.
- 前会計幹事の一身上の都合のため,会計幹事を再委嘱
※ 補足: 上記の「4. 名簿システムの運用中止」の経緯
情報学研究科同窓会では,会員名簿の整備を目的として,平成18年度より名簿システムの運営・管理を企業に依頼して行っており,このための費用に今後も毎年数十万円の支出が見込まれておりました.しかしながらこのシステムは,名簿データの保存と年数回ほどのメール配信に使用される程度でありました.この件に関して平成20年 3月28日に開催の同窓会委員会で話し合いましたところ,現状の会員名簿は同窓会委員の作業で維持できると考え,システムの利用を停止し,その費用を会員相互の交流を目的とした活動に充てることとなりました.具体的な内容については今後話し合って行きたいと考えております.以上の理由により,4月より名簿システムを停止致しております.
- 質疑
- Q.名簿システム運用費に関して,これまで研究科から金銭的支援を受けていたはずだが,その名簿システムの運用停止した結果,今後この「研究科からの金銭的支援」はどう扱われるのか?
- A.これまでは,名簿システム運用費の約半分を研究科から外注先の会社に直接支払って頂いておりました.今後も「情報学研究科の広報・宣伝費」などの名目で,同窓会に金銭的援助をして頂くことが可能ならば,それを受け取り,会員相互の交流に役立つようなかたちで運用していきたいと考えています.この点については,また委員会の方で議論していきたいと考えていま す. 今後も研究科からの金銭的支援を受けるならば,同窓会に支払って頂くという形になるが, それは可能なのか?
- 質疑の後,拍手をもって上記事業報告を承認.
(4) 平成19年度決算報告
- 決算報告
- 会費収入 ( 売上高 ) :
実績 前年度 金額 665,000 725,000
- 前年度実績および予算案との比較:
項目 18年度実績 19年度予算案 19年度実績 会費収入 725,000 725,000 665,000 支出 574,224 400,000 371,290
(詳細は別紙の通り.)
- 会費収入 ( 売上高 ) :
- 質疑
- Q.会費収入が前年度より減少した理由は?
- A.厳密な調査はしていないので,実際のところは不明です.ただ,可能性としては,修了生の数 が去年と比べ減少している,ということが考えられます.現在,会費は情報学研究科修了時に 10年分 5,000円をまとめて払ってもらうというかたちになっておりますので,修了生の数自体が少なくなっていると,その人数分会費収入が減ることになります.その他,修了式の際に現金の持ち合わせのない修了生には会費振込用紙を渡していますが,その振込用紙を受け取ったまま使っていない,という可能性が考えられます.
- 質疑の後,拍手をもって上記事業報告を承認.
(5) 委員選出
以下の委員を選出することを提案.- 同窓会委員
- 大内田 裕胤 ( 知能情報学専攻 ) -- 庶務幹事
- 小蔵 正輝 ( 複雑系科学専攻 ) -- 名簿幹事
- 久保木 猛 ( 通信情報システム専攻 )
- 佐藤 健治 ( 複雑系科学専攻 ) -- 会計幹事
- 社会人委員
- 谷口 忠大 ( 立命館大学 )
(6) 委員紹介
本年度の同窓会委員は下記の通り.- 会長
- 永原 正章 (複雑系科学専攻助教)
- 顧問
- 宗像 豊哲 (数理工学専攻教授)
- 同窓会委員
- 大内田 裕胤 ( 知能情報学専攻 ) -- 庶務幹事
- 小蔵 正輝 ( 複雑系科学専攻 ) -- 名簿幹事
- 久保木 猛 ( 通信情報システム専攻 )
- 佐藤 健治 ( 複雑系科学専攻 ) -- 会計幹事
- 岡本 雅子 (社会情報学専攻)
- 大黒 健太朗 (システム科学専攻)
- 中村 和晃 (知能情報学専攻)
- 山根 昇平 (社会情報学専攻)
- 譽田 太朗 (数理工学専攻)
- 四熊 尚方 ( 知能情報学専攻 )
- 社会人委員
- 谷口 忠大 ( 立命館大学 )
(7) 平成20年度事業計画案
- 情報学研究科創立10周年記念事業への協力
- 総会および関連行事 ( 今年度と同様の研究集会 ) の開催
- 修了生および新入生に対する名簿データの収集
※ 補足: 上記の「1. 情報学研究科創立10周年記念事業への協力」について
前年度の総会にて,情報学研究科同窓会設立10周年記念事業を研究科創立10周年記念事業との共同事業として開催することを検討する旨の報告をさせて頂きましたが,現時点では同窓会は設立 8周年目であることなどを踏まえ,今回は研究科への協力という形にとどめ,同窓会設立10周年記念事業は独自に執り行うことにしたいと考えております.
- 質疑
- Q.情報学研究科創立10周年記念への協力に関して,何らかの予算を計上しないのか?
- A.決算報告書の方に「短期借入金1,700,000」という記述がございますが,これは実際には同窓会設立 10周年企画を念頭に積み 立ててきた資金です.必要ならばこの項目から拠出すればよいと考えています.従って,今回 研究科創立10周年への協力に対する予算は計上しておりません.
- 質疑の後,拍手をもって上記事業計画案を承認.
(8) 平成20年度予算案
項目 | 19年度実績 | 20年度予算案 |
売上高(会費収入) | 665,000 | 665,000 |
管理費 | 371,290 | 350,000 |
営業外収益 | 4,383 | 200,000 |
純利益 | 298,093 | 515,000 |
※ 備考
- 名簿システムの利用を中止により,年間20万円余の管理費が節約できることとなりました.
- 情報学研究科から,年間20万円あまりの宣伝費 ( 会員に告知メールを流す費用 ) を頂けることとなりました.
- これらを背景に,財務状態の向上を図りつつ,積極的な同窓会活動への支出に振り向けて行ければと考えております.
拍手にて承認.
(9) その他の議案
1. 入退会規定の新設に関する承認決議
議案内容:現行の会則の下では,入退会に関する明確な規定が存在しないために,退会希望者等の取り扱 いを明確に規定できないという問題点がある.そこで,入退会に関する規定を新設することを提 案する.具体的には,会則を以下のように改正する.
- 会則第五条(構成) の名称を「第五条(入会資格)」に変更し,その内容を次のように修正
会則 第五条(入会資格)
本会の入会資格は,以下に定めるとおりとする.
- 正資格
- 京都大学大学院情報学研究科博士前期課程(修士課程)の修了生
- 京都大学大学院情報学研究科博士後期課程の修了生
- 京都大学大学院情報学研究科博士後期課程の単位取得認定退学者
- 準資格
- 正資格を持たない
- 京都大学大学院情報学研究科博士前期課程(修士課程)の在学生
- 京都大学大学院情報学研究科博士後期課程の在学生
- 特別資格
- 正資格および準資格を持たない
- 京都大学大学院情報学研究科及びその連携講座,協力講座に所属する教員,技術職員,事務職員,秘書
- 京都大学大学院情報学研究科の旧教官,教員,旧技官,技術職員,旧事務官,事務職員,秘書
- 正資格
- 会則第六条(入会規定),第七条(退会規定),第八条(除名規定) を下記の内容で新設
会則 第六条(入会規定)
本会への入会は,下記の手続きをもって行われるものとする.- 正資格
- 修了時の名簿情報の提出を以って入会とする.
- 準資格
- 入学時の名簿情報の提出を以って入会とする.
- 特別資格
- 本会委員会へ申請し,承認を得ることを以って入会とする.
会則 第七条(退会規定)
会員は本人が本会委員会に申請することにより,退会することができる.- 退会する会員は,滞納している会費がある場合,それを本会に支払わなければならない.
- 退会する会員が本会にすでに支払った会費について,払い戻しは行わない.
- 退会する会員は,退会時に本会会員名簿から自身に関する情報を消去することを希望する場合にはその旨を本会委員会に通知することとする.
- 退会する会員に対して,本会は本会の一部のサービス(会員向けメールの受信)を引き続き提供する.これを希望しない場合にはその旨を本会委員会に通知することとする.
会則 第八条(除名規定)
本会委員会は,会員のうち,運営妨害行為を行った者,会員に対して迷惑行為を行った者,その他本会委員会が会員として不適切と判断した者を,除名処分とすることができる.- 除名された会員は,滞納している会費がある場合,それを本会に支払わなければならない.
- 除名された会員が本会にすでに支払った会費について,払い戻しは行わない.
- 除名された会員の情報は,本会会員名簿から削除される.
- 正資格
- 上記に伴い,現行の会則第六条以下の条番号を三番ずつ増加
- 本議案に対する質疑
- Q.第五条(入会資格)に関して,各資格の '・' で示されている要件がANDなのかORなのかはっきりしておらず,紛らわしい.
- A.「準資格
正資格を持たない者のうちで,- ...
- ...
- ... 」
- Q.退会および除名規定に関して,委員会の権限が強すぎるように思うが,そのようにする理由はあるのか? 例えば総会での承認を得るようなかたちにはしないのか?
- A.同窓会委員会のメーリングリストが同窓会のウェブページに記載されていますが,それがよりはっきりと分かるような記述にすべきかも知れません.連絡受付の担当者の方は,現時点では明確ではありません.今後は,基本的に名簿幹事が連絡受付を担当し,その内容が名簿幹事の範囲で処理できないようなものであれば,名簿幹事が他の幹事に処理を委託する,というかたちにしたいと思います.
- Q.第五条(入会資格)に関して,各資格の '- ' で示されている要件がANDなのかORなのかはっきりしておらず,紛らわしい.
- A.総会は年に多数回行うのは難しく,その承認を得るというかたちをとると退会までの手続きに長い時間がかかってしまいます.それに比べ委員会は比較的容易に召集できるため,手続きを迅速に行うことができます.この点が,委員会に権限を与えることのメリットの一つではないかと考えています.
2. 委員規定の修正に関する承認決議
議案内容:現行の会則第七条 (委員) の下では,同窓会委員に関して,「卒業期毎に 1名以上の委員を選出」し,かつ「委員の半数以上を学生でない会員から選出するものとする」と規定されているが,本会の事業や活動の活性化という観点からは,学生・社会人を問わず意欲のある会員に委員を委嘱できるような柔軟な体制が望まれる.そこで,委員に関する規定の修正を提案する.具体的には,会則を以下のように改正する.
- 現行の会則第七条(委員) の条番号を,入退会規定の新設に伴う形で第十条へと変更
- 第十条(委員)の内容を下記のように修正
会則 第十条(委員)
本会会員から3名以上の委員を選出する.委員の任期は1年とし,重任は妨げない.
- 本議案に対する質疑: 特になし